1. ワープロのキーを叩く前に
1-2 文書作成の3要素
文書を作成にあたっては,テーマを決めることに加えていくつか考えておくことがあります.大切なことはいきなり書き始めるのではなく「誰に」,「何を」,「どのように」伝えるかを書き手がしっかりと認識していることです.
文書作成の3要素−その1:読者は誰
目次作りで最も大切なのは「読者が誰なのか」ということです.あなたがこれから書こうとすることを読んでくれる読者どんな人達なのかまず想像してください.
たとえば,あなたが作った製品やシステムのマニュアルを書こうとするならばどのような基礎知識をもっているのか思い浮かべてください.執筆者であるあなたが読者を想定するところから「何を伝えるのか」というテーマが設定されるのです.
文書作成の3要素−その2:何を伝えるのか(テーマ)
何を伝えるのか,すなわちこれから書こうとする文書のテーマです.
たとえば,書こうとするものが企画書であり,読者がその企画を採用してくれるかもしれないクライアントならば,「この企画はこのような理由で必ずあなたの役に立ち,予算はこれくらいでそれに十分見合うものです」といったところでしょうか.
注意
テーマは一人よがりであってはいけません.目次をつくる際に,その結論とすべきところへいくための筋道を十分に検討してください.
文書作成の3要素−その3:どのような体裁にするのか
たとえば作家が小説を書く場合ならば,原稿用紙にペンを走らせ,できた何百枚もの原稿を出版社の編集者に渡している姿が目に浮かぶでしょう.しかし,今日あなたが文書を作成する場合には,ワープロなどを使用して表紙から最後のページまですべてを責任をもって完成させなければなりません.
ということは,版型(いわゆるA4版とかB5版とかという用紙あるいは製本の大きさ)やページ数も自分で決めなければなりせん.ページ数なんて何ページでもかまわない場合もありますが,会議に提出する企画書があまりにもページ数が多すぎて会議時間内に説明しきれない文書では意味がありません.
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