テクニカルライティングの応用
テクニカルプレゼンテーション−わかりやすいプレゼンスライドの作成テクニック−


箇条書きの使い方−“見る”を主体にした箇条書き−

 

よく用いられるプレゼンソフトでは,スライドの追加ボタンをクリックすると「箇条書き」のプレゼンスライドが表示されます.箇条書きはプレゼンスライドの基本とも言えますが,プレゼンに適した使い方でなければ意味がありません.また,箇条書きの各項目間の論理に矛盾があっては「箇条書き」とは言えなくなります.


プレゼンに適した箇条書き

箇条書きは,並列性あるいは順序性がある事項を項目化して視覚的に表す手法です.とりわけ,プレゼンでは「読む箇条書き」よりも「“見る”を主体にした箇条書き」として示す必要があります. ここでの「“見る”を主体にしたる箇条書き」とは,人が一見して認識できる文字数で各項目をまとめた箇条書きと言えます.たとえば,1項目が数十字の文で構成され た箇条書きでは,“見る”より“読む”が主体となり聴き手が“読まなければならない”ことになります.長い1項目を主文と補足文で構成した「補足文付き箇条書き」にすると, 強調すべき事項とその補足・裏付けの関係にめりはりを付けて(視覚的に)表せます.

[当社出張開催形式セミナー「テクニカルプレゼンテーションの手法」から抜粋]


陥りやすい使い方−「箇条書き」と「見出し」の混用−

プレゼンスライドで 箇条書きを使う際に陥りやすいのが,箇条書きと見出しを混用した「階層式箇条書き」です.ある階層 を「見出し」として用い,その下の階層を「箇条書き」として用いている事例をよく見かけます.

また,階層レベルを3段階以上に細分すると,重要事項が下位(小さな文字)になった見づらい箇条書きになってしまいます.先に述べたように ,プレゼンでの箇条書きは「見る」理解が 主体です.階層化する際も2階層を限度とし,第1階層に主文(重要事項)を置いた「補足文付き箇条書き」として用いるのが適当です.

[当社出張開催形式セミナー「テクニカルプレゼンテーションの手法」から抜粋]

次ページに進む(ボタンをクリックしてください)

山之内総合研究所の出張開催セミナー

セミナー/コンサルティングFAQセミナー基本料金[抜粋PDF版]



テクニカルドキュメント・ビジネスドキュメントためのテクニカルライティングセミナー
わかりやすいプレゼン資料の作成手法
Copyright:Takaaki-YAMANOUCHI/2002-2010
山之内孝明/有限会社 山之内総合研究所
Takaaki Yamanouchi/ Yamanouchi Research Institute,Ltd.
 takaaki@yamanouchi-yri.com