

見出しの基本構成と見出し番号書式
見出しの基本構成
技術文書,ビジネス文書を問わず文書では,目次は「章」レベル,「節」レベル,「項」レベルと大きな項目から小さな項目に細分された階層構造になっているのが基本です.
章-節-項は単に上位・下位の関係ではありません.章と節の関係(構成)によってそれぞれの「主題」を示すものであり,項は解説と結びついて「結論」を示すものといえます.その意味で,見出し番号書式は“単なる形式”扱いするべきではなく“見出しの意味”から考えるべきものといえます.
[出張開催形式セミナー「わかりやすい技術文書の作成手法<技術報告・研究報告編>」から抜粋]
見出し番号書式の選び方
よく使われる見出し番号書式には大きくわけて二通りあります.1.,1.1,1.1.1・・・のように項目の分割に応じて見出し番号を細分していく「レベル細分型見出し番号」と,前項で述べたように各レベルに意味を付けて一定レベル以上に細分しない「レベル固定型見出し番号」です.
技術文書ではしばしば「レベル細分型見出し番号」使う例をみかけます.確かに階層構造を表現するには都合がよいかもしれません.しかし,読者の目にはどのように映るでしょうか.「1.1.1.2」と「1.1.2.1」がすぐ近くに出てきてはその違いに気づかない場合もあります.“数学的”ではあっても“人間工学的”ではありません.また,あまりにも見出しを細分されても構成を理解しづらくなります.第1章,1-1,〔1〕,(a)のような「レベル固定型見出し番号」を勧めます.
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