技術文書の段落構成について解説する前に「段落」について述べたいと思います.「段落とは長い文章を(本文)をいくつかの部分で構成する,その一区切り」であるといえます.さらには「文章において要点を述べる基本単位」ともいえます.
技術文書やビジネス文書のような実用文書では,段落にその「主題」と「結論」が明確に示されている必要があります.段落に先立つ見出しが「段落の主題」に相当します.わかりやすい段落にするには,段落の最初の文で見出しを受けて明確に「結論」を述べる必要があります.この結論を述べる文をここでは「主文」とよびたいと思います.
「主文が明確」は必要条件ですがこれだけだは十分ではありません.主文を受けこれを補足あるいは裏付ける部分が必要となります.この文をここでは「補足文」とよびたいと思います.実用文書の段落は,「見出し(主題)-主文(主題-結論)-補足文」で構成されるのが基本といえます.補足文がさらに必要ならば「見出し-主文-補足文-補足文」の構成になります.