

複文の使い方
複文とは
複文とは「関係(主従関係が基本)がある節を1文に結びつけた文」のことです.この節とは「主語と述語(少なくとも述語)をもつ文の一部分」をいいます.したがって,複文には二つの述語が含まれ,それらの関係が述べられていることになります.
技術文書では,複文は主題(従節)と結論(主節)を結びつけて述べるのに効果的です.たとえば,「操作」に対してその「結果(効果)」を述べるのに使うことがあります.
スナップ機能を使うと,オブジェクトをグリッドやガイドに合わせて正確に配置できます. |
「操作−効果」の関係以外に,「目的−必要な操作」の関係あるいは「条件(不意の状態の発生)−結果(その影響)」の関係などを表す複文も使われます.
エラーが発生すると,システムは自動的に停止します. |
[出張開催形式セミナー「わかりやすい技術文書の作成手法<製品解説・技術解説編>」から抜粋]
複文の陥りやすい事例
複文は「関係」を述べるのに有効は手法ですが,使い方を誤ると複雑でかえってわかりづらい文になりかねません.その代表が「主節に従節が入り込んだ複文」です.その一例をあげてみます.
図の大きさは,[オブジェクトの選択]アイコンをクリックした後に変更する図の線あるいは角にカーソルを合わせてドラッグすると変更できます. |
主語「図の大きさ」の後に長い従節が入り込んでいます.これでは主節の主語と述語が離れてしまい適切な文の構成とはいえません.
先の文の主語「図の大きさ」を目的語にすると,従節−主節で構成された明解な複文になります.この際の主語は「あなた」ですが省略して表されます.
[オブジェクトの選択]アイコンをクリックし,図の線あるいは角にカーソルを合わせてドラッグすると,図の大きさを任意に変更できます. |
[出張開催形式セミナー「わかりやすい技術文書の作成手法<製品解説・技術解説編>」から抜粋]
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