

文末表現の使い方
「である調」,「ですます調」と体言止め
ここでいう「文末表現」とは文章の末尾の表現を指しています.技術文書では次のような文末表現を使うのが一般的です.
重要なのは上記の文末表現を文書(あるいは段落)で混用しないことです.技術文書では,報告文書は「である調」,解説文書は「です・ます調」と使い分けるのが習慣になっています.
これに対して,体言止めは,見出し名,箇条書き,図中・表中の語句に使うことがあります.したがって,「である調」あるいは「です・ます調」の文書の限られた部分に使うことがありますが,原則として同じ段落中には混用しません.
[出張開催形式セミナー「わかりやすい技術文書の作成手法<技術報告・研究報告編>」から抜粋]
[出張開催形式セミナー「わかりやすい技術文書の作成手法<製品解説・技術解説編>」から抜粋]
「である調」の誤解
先に述べたように「活用のある語の終止形で止める」ことを通称"である調”とよんでいます.しかし,これがしばしば誤解の原因になっているようです.技術文書の一部には必要以上に「-である」としている表現を見かけます.その結果,何やら堅苦しい,まるで高いところから教えられているような印象を読者に与えてしまっていることがあります.
「です・ます調」の誤解
同様に「です・ます調」にも誤解されている点があります.「です・ます」だからといって必要以上にへりくだる(謙譲表現を使う)必要はありません.しばしば,文中(たとえば従節)に謙譲表現を多用すると文末表現の「ます」と相まって“くどく”感じられることがあります.
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